写経で一番多く用いられるのが般若心経です。文字数も276文字、1時間ほどで書写でき、本文中の解り易い意味合いもあり多くの写経教室、お寺での教義に使われるもっともポピュラーな経典です。とくに曹洞宗、真言宗、天台宗では必ず読経し 写経も薦めて行われています。
浄土真宗、日蓮宗は経典が違うため般若心経は読経しません。浄土宗は宗派独自の「無量壽経」や宗祖・法然上人の遺訓「一枚起請文」、弟子たちに遺した「発願文」の経典を読経し、とくに無量壽経は、玄奘三蔵法師が般若心経とともにインドから持ち帰った経典のひとつで経文は般若心経よりも短く、唱えることによって功徳が得られ、心眼が開くともいわれています。
各宗派で写経される主な経典です
般若心経 天台宗 真言宗 浄土宗 臨済宗 曹洞宗
法華経 天台宗 日蓮宗
法華経の中でも観音経 寿量品偈は真言宗 曹洞宗 臨済宗でも読まれる
理趣経(百字偈) 真言宗
四誓偈 浄土宗 浄土真宗 時宗
一枚起請文 浄土宗
七仏通戒偈 曹洞宗 臨済宗
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