写経漫画 宇宙観3です

お写経を書き始める前にすること

「信は荘厳より生ずる」といわれるように、まずは部屋のかたずけをしましょう。

汚く散らかした場所でお写経は書くことが出来ません。

やはり、すがすがしい気分んでお写経される方が、すっきしとするものです。

汚い部屋で、ラブレターを書いても通じないですもんね。

仏壇があれば、仏壇もきれいにしましょう

仏壇は、仏様がおられる場所です。

掃除は、汚れているからするものではありません。

仏様の掃除をするという事は、汚れているからではなく、一つ一つ、心をきれいにしていく行為です。

汚れていなくとも、拭き清める。たとえば、食卓の机もそうですね。

汚れていなくとも、食事の前には拭き清めます。そうすることでなんだか、清々しい気分になり、食事が一段と楽しくなります。

掃除をしながら、ご自分の心を一つ一つ整えていくことですね。

仏壇がない方は

掛け軸や仏像を安置しましょう。

仏様の言葉を書写しますので、仏様をお祀りする方がいいに決まっています。

ご自分の宗派・宗旨の本尊を掲げたり、水子供養のためのお写経であれば、お地蔵様が良いでしょう

手元にお地蔵さまも掛け軸もないという方は、次の画像を印刷してお使いください。

 

お地蔵様プレゼント。

つちぼとけを無料で差し上げております。その代わり、ラオスの小学校を立てる募金をお願いします。2027年までに募金箱をお戻しいただければ幸いです。詳しくは、ご縁地蔵のページをご覧ください。

お香をたく

仏様には三つ具足とも言いますが、お花・お光(ろうそく)・お香をお供えします。そのほか、お水やお酒などのお供え物をします。

お線香のワンポイントアドバイス。

お線香は安い物から、高い線香迄ピンキリがあります。

出来ましたら、高めのお線香をおもとめになることを強くお勧めします。

高い線香を、小さく折って使うという事が一番のおすすめです。

いい香りの線香というものは、本当に心が鎮まるものです。

ちょっと奮発してやってみてください。お写経が楽しいものになりますよ。

身なりを整える

手を洗い、身なりを整えます。

もちろん寝ぐせの頭でラブレターは書けませんね。

その昔、写経を書き写すことは、「写経師」といって専門職でありました。

仏様の大切な言葉を書き写すをわけですから、とても厳格な決まりがありました。

例えば、朝二時に山の水を汲んできて、

処女の女性が部屋を掃き掃除し、

朝4時より水浴びをして体を清める。

一文字三礼といわれるように、1文字書くたびに三回の五体投地

このように清らかなる場所や清らかなる姿そして清らかなる心で謹書することをすすめられていました。

ここまでは出来ないとしても、その気持ちでお写経に取り組まれることで、その心がより清浄になっていくことでしょう。

さて、準備は整いました。

次は、実際に書いていきましょう。