お経の意味3です

写経をはじめましょう

お写経を始める方は、最初から道具にこだわる方も多くあります。

もちろん、こだわるに越したことはありません。大切なラブレターを書く場合、鉛筆よりもボールペン・ボールペンより万年筆で書いた方が、より一層相手に伝わるものですね。

ですから、大切な人に送るものだと思えば、必然的にこだわってしまう。しかし、こだわりすぎて、スタートできない

もしくは、やめちゃったという方も、かなり多くいらっしゃいます。

まずは、こだわりる前にはじめて行きましょう。

お経は、文字ではなく、教えです。

ただ書くのではなく、その教えを理解することが大切です。

深淵なる教えでありますから、深く学ぶことはありません。

大まかな全体像を理解し、そのうえで、書き続けていきます。

子供が成長するように、書いていくと一つ一つ私たちの心も成長していくのです。

そして、いつしか、気づくのです。

「世の中の見方が変わってきた。」

世の中の見方ってなんだろう。

物の見方ってなんだろう?

「うんこ」ドリルが流行っています。

うんこは、きれいなもの?汚いもの?でしょうか。

便秘の時に、うんこさんが出てくれてほっとします。

うんこが出なければ、私たちは大変なことになります。

うんこそのものには綺麗も汚いもありません。

うんこを汚いとみているのは、私たちの心なんですね。

その本質を見ていきましょう。

仏の目で見 仏の耳で聞き 仏の心で感じてみましょう。

そんな時、石垣の合間からか一輪の花が咲いていました。

みんな生きている。生命力の強さ。

ほとけの生命力。

仏様の強さ。一輪の花であっても私たちに投げかけていてくださる。

仏が、私たちの向いて話しかけてくださっています。

純粋な気持ちで、絶え間なく 努力して生きている この花には、仏の智恵がそのままあらわれている。

この花に、悩みはあるのだろうか?

明日は何しようか?という時間の感覚はあるのだろうか?

私たちは、変な知恵が身についているために、明日どうしよう?昨日の失敗に後悔する。

知恵を正すために必要なのが智恵ではないでしょうか。

今を生きる。ただひたすらに生きる。

修行とは、明日の事は考えない。

今、をしっかりと生きることをせずして、いつ?生きるのだろうか?

修行を続けている人は、どんな時でも、どんな場所でも、つるんと明るく光っている。

今を、しっかりと生きている人って、輝いて光っているよね。

その姿のなんと美しく、その笑顔の何と幸せそうなことか。

今そのものを生きれば、悩み事もない。迷いもないのである