写経漫画 宇宙観5です
写経が完成したら
まず、写経を見直してみましょう。
間違いなく書くことが出来たか?
多くの場合、はじめは丁寧に書いてありますが、だんだん雑になってきます。
そしてまた最後の方になると、また丁寧にかかれます。あと最後のラストスパートって感じです。
このようになるのは、当然のことではありますが、集中でき切れていない自分に反省します。
書き終えたあとで、ちょっと一息入れて、見直しましょう
書き終えた写経を、声に出して読んでみましょう。
よろしければ、ご一緒に般若心経をお唱えしましょう。
お経は、一人で読んでも問題ありませんが、出来れば、ご一緒にお唱えしましょう。
納経 写経は、お寺に奉納しましょう
お経は、自宅に保管しておくものではなく、お寺に奉納しましょう。
写経を奉納する注意点
その1:どのお寺でも受け付けてくださるものではありません。
天台宗・真言宗・浄土宗・曹洞宗・臨済宗のお寺であれば大丈夫です。
浄土真宗では、阿弥陀様にお任せする他力本願ですので、写経を書くという修行がありません。
また、般若心経のお経は、浄土真宗では唱えません。
日蓮宗のお寺は、法華経一本ですので、般若経の一種である般若心経は唱えません。
このように、お寺が奉納を受け付けてくださるか?事前に確認してください。
*巡礼の札所といわれているところは、ほぼ受け付けてくださいます。
その2:お布施を添えて奉納しましょう。
もちろん、奉納してやるとお考えの方はないとは思いますが、こちらの願いを聞いていただきますので、1巻千円~3千円程の志納金を用意してください。そのように丁寧にされると、お寺様も丁寧にお話ししてくださることでしょう。
お写経を奉納したら、御朱印をしていただきましょう。
昨今は、御朱印ブームですが、本来は、写経を奉納した証明としての御朱印です。
決してスタンプラリーではありません。
何のために写経をするのでしょう?
ここでもう一度、最初の目的を思い出してみましょう。
無我夢中で書いていると、書くことが目的となり、本来の目的を忘れがちになります。
一度振り返ることが大切です。