写経漫画 宇宙観7(最終話)です。ありがとうございました。

仏とはどこにいる?

仏とはどこにいる?はるか遠くにおられるのでしょうか?

写経の一番の功徳

一番大きな功徳は、書いた仏の波動が、

自分以外の人にも波及していく

仏の波動は、時には静かで、温かく、時には、激しく大きな力となって広がっていく

 

それは、文字を見ただけで、仏を感じて来る。

いや、仏が入ってくるのです。目を通してあなたの心に入っていく。

無数の仏があなたの心に入り、あなたの心と共鳴するのです。

継続の力

ひたすら、仏を心に思い

身で行い、

自分に仏をあらわし続ける

仏と向き合い、仏と一体になる。

ちょっとさぼってしまったら、仏様は、私から出て行ってしまう。

少水常に流れるれば、石をうがつがごとし

曹洞宗の開祖 道元禅師の言葉です。

鉢巻きをして目標に向かって、一気に進め、とはいいません。

少水とはポツポツと落ちる水の事です。

これを滴水ともいいます。

ポツ、ポツ、ポつ、ポつ、本当に少ない水ですが、

絶えることなく落ちていれば、いつかは石にも穴を開けます。

コツコツ、写経という修行を積み、仏を見て、仏を思い、仏を迎える。

いつしか、仏の心がわかってくる。

いつしか、私が仏になってくる。

急ぐことはない、焦ることはない。

毎日少しづつ、少しづつ、心を磨いていきましょう

石の中には、自分の中の仏さま折られます。

石が削られたところからは、ちらちら光りが見え始め、

やがてまばゆい光になる。

私たちは、その光を見るために、生きている。

私たちの光を放って行こう