写経を書き終えたら|保管・納経・供養の考え方【写経の仕方5】

写経を書き終えた後の確認、保管、納経の方法を紹介します。すぐにお寺へ納める必要はありません。自分の思いと納経先の案内に合わせて、丁寧に扱いましょう。

書き終えた写経用紙を清潔な封筒に入れる手元と、そばに置かれた保管用の箱。
墨が十分に乾いてから、清潔な封筒や箱で保管します。お寺へ納経するときは、受付方法や用紙の指定を事前に確認しましょう。
目次

書き終えたら、まず一息つきましょう

文字の抜けや重複がないか、お手本と見比べます。間違いがあっても、落ち着いて直せば大丈夫です。修正方法の指定がある用紙は、その案内に従ってください。願文・日付・氏名の欄があれば、希望に合わせて記入します。




自宅で保管する場合

墨が十分に乾いてから、清潔な封筒や箱に入れ、湿気を避けて保管します。書いた日や気づきを別のノートに残すと、続け方を振り返れます。読経を添える場合は、無理のない声でお手本を読みましょう。読経をしないと写経が無意味になる、ということではありません。

お寺へ納める「納経」

納経は、書いたお経をお寺へ納めることです。受付の有無、受け付ける経典・用紙、郵送方法、納経料は寺院ごとに異なります。市販用紙や自作の用紙でもよいか、事前に確認してください。御朱印の授与も寺院の方針によります。指定のない寺院へ一方的に送ることは避けましょう。

供養の希望は事前に相談しましょう

先祖供養や水子供養などの希望があるときは、納経先に相談します。納経料が高いほど願いがかなう、という考えで無理をする必要はありません。自分の生活を大切にしながら取り組みましょう。

写経・納経ができるお寺の案内

この連載を順番に読む

  1. 写経の始め方と願文|初心者が無理なく続ける方法【写経の仕方1】
  2. 写経に必要な道具|筆・筆ペン・鉛筆・用紙の選び方【写経の仕方2】
  3. 写経の前に準備すること|場所・姿勢・心の整え方【写経の仕方3】
  4. 写経を始める4|墨・姿勢・最初の一文字
  5. 写経を書き終えたら|保管・納経・供養の考え方【写経の仕方5】
  6. 写経とは仏を移すこと6|教えを日常に活かす
  7. 仏はどこにいる7|写経を無理なく続ける心構え

写経を始める方へ

初めての写経:準備と書き方から、準備・書き方・用紙・納経の案内をご覧いただけます。

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この記事を書いた人

本寿院 住職
読売日本テレビ文化センター講師
NHK学園 元講師
明治大学ゲスト講師
天台宗系単立
比叡山高校卒業
大正大学仏教学部卒業

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